人生初の確定申告が終わりました。

日本語の意味がわかったようでわからなかった個人事業主向け説明会のあと、モヤモヤ、ソワソワしておりましたが、終わってみると意外にあっさり。簡単でした。

モヤモヤ、ソワソワしていた点と、なぜ簡単だったかをちょっと考えてみました。

(1)開業直後に、個人事業主の友人に心得を聞いた

事前のイメージ、具体例はやっぱり重要。「まずは営業するより、守りを固める。いくら稼いでも、払わなくてもいいものにジャカジャカお金を使っていては何の意味もない」という言葉。それを受けまずは「フリーで仕事を始めたらまっさきに読む経理・税金・申告の本」を購入。その後すぐに経理ソフトfreeeを導入。これにより青色申告するまでの受け皿ができました。

(2)ちゃんと説明会&相談会に参加した

新卒で商社OLをしていたことや、仮にも編集者として雑誌1冊の予算管理をしていたので、経理のとっかかりくらいはわかっているつもりでした。が・・・すべてを自分でやるとなると、とにかくつまずく。些細なことがわからない。全体像がつかめない。

それで参加したのが「①税務署の決算説明会」。①では全貌と自分のわからないことを洗い出し(税務上の日本語が理解できないことなどを把握 苦笑)。

さらに2月上旬に家の近所で行われた「②確定申告相談会」に参加。②でサラリーマン時代のものと、個人事業主になってからのものをどう合算するかのレクチャーを受けすっきり。これがフリーランス1年目のときしか出てこないため、どうしたらいいのかわからない部分。さらに「ちゃんと記入したものをもって確定申告相談会場へ」というアドバイスももらう。

最後は、確定申告の受付時期に開催された「③申告書作成相談会」。③では具体的に記入した書類をもとに、それでもわからないものを確認。数字の記入は②で教えてもらった+会計ソフトさえあれば、自動計算してくれるのでただ転記するだけ。

確定申告の期間中、税務署は提出のみで相談には乗ってくれません。なので税務署が開設している申告書作成会場へ。わたしは新宿住友ビル47階。入り口もガラガラ。中に入ったらすぐに案内されて、写真撮る間もなし。

確定申告の期間中、税務署は提出のみで相談には乗ってくれません。なので税務署が開設している申告書作成会場へ。わたしは新宿住友ビル47階。入り口もガラガラ。中に入ったらすぐに案内されて、写真撮る間もなし。

余談ですが、わたしは長年プランジャパンのサポーターなのですが、サラリーマン時代はそのまま放置。でも確定申告するとちゃんと還付があるんです。しかも通常の「寄付金控除」ではなく「政党等寄付金等特別控除」でもOKということがわかり、どちらか有利な方を選択していいらしい。それを教えてくれたのは③の会場。還付金に1万円以上の差が出たので、行った甲斐がありました。

(3)会計ソフトに助けられた

とにかく会計ソフトは必須です。フリーライターは税理士に頼むほど複雑な内容はありませんが、自分で計算するような時間の使い方はもったいない。わたしが導入したfreeeは、無料と有料がありまして、最初は無料のつもりが無料だと何の意味もないことが判明(苦笑)。有料は年9800円。高いけれど月額換算すると1000円以下。結論としてもとは十分取れました。理由は、

・チャットで無料相談できる→これがいちばん大きくて、細かい相談も全部聞いてくれる。確定申告期間中はどうやら増員しているようで、普段よりもレスポンスが早い!アホみたいな勘定科目の相談から、ソフトの操作方法まで丁寧に答えてくれます。

・個人事業主部分以外のもの(年金や寄付金など)も確定申告書作成画面で記入できる

・PDF化されるので出力すればOK→わたしは会場に持って行って相談したかったので書き写しましたが、それでも楽チン。「持ち込み」「郵送」「e-TAX」と3つから提出方法も選べて、それに合わせた方法が出てきます。

(4)「難しい」と思い込んでいた

みんなが口々に「確定申告は面倒くさい」「いやだー!」というので、戦々恐々。そんななか、わたしにできることは日々会計ソフトに入力するだけなので、最終的にどういう形になったら正解なのかわからずにいました。が、提出してしまえば「こんなもんか」。

考えてみれば、フリーランスになってわずか4か月足らずだから、大したことはないはずなんです。試験とかと一緒で、「難しい」と思って準備さえすれば、あとは楽勝ってことでしょうか?

(5)「急いだ方がいいですよ」とあっちこっちのアナウンスを聞いた

「確定申告はお早めに」のアナウンスを聞いたり、最初の①決算説明会で「これはわたしの理解の範疇を超える何かが起こりそうだ」と思って、予防線を張りまくったこともあり、提出相談会場に行ったのは2月29日。提出は3月1日。確定申告書作成会場はとにかく混むと聞いていましたが、まだガラガラ。待ってる間に仕事でもしようと持っていたPCはまったく開くこともなく、あっさり案内されたことも「簡単だった」と思った原因。しかも3月23日には還付されるそうで、すべてが予想よりも早かったです。

提出に行った3月1日は、提出の列もこんなもん。ガラガラ。正味3〜5分です。

提出に行った3月1日は、提出の列もこんなもん。ガラガラ。正味3〜5分です。

(6)医療費控除は後回しにした

出産した年はとにかく高額で医療費控除の恩恵にあずかったため、なるべくちゃんとやろうと思いましたが、今年は多分10数万円・・・。微妙なラインなので捨てました。というのも、どうやら医療費控除は5年間遡れるらしいのです。今年はすでに娘の入院など、お金がかかったこともあるので、医療費控除することは間違いなし。よって来年度に2年分やろうとバッサリ決断しました。

 

唯一、時間のロスとなったのが、提出部分でしょうか。e-TAXを使えば家からでも申告可能。しかし、これには住基ネットもしくはマイナンバーのカードがいるそうです。わたし、現物持ってない・・・。自分の番号、把握していない・・・。で、e-TAXを利用することができず。

まあ、来年以降の確定申告にはマイナンバーが必須になるらしいので、これもクリアできるかな?

気分すっきり!確定申告終了〜☆

気分すっきり!確定申告終了〜☆

 


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