東京のとんかつ屋ランキングで常に1位をキープし続ける「成蔵(なりくら)」。
ランチどきに、いつも食べたい!と思って行っては、長蛇の列に断念して帰る・・・を繰り返して、今まで1回しか入ったことがありませんでした。
しかもそのときは「霧降高原豚シャ豚ブリアン(しもふりこうげんぶた しゃとんぶりあん)」が売り切れで。フツーのロースでも1000円台で、驚くほど軽くて、感動的においしかったんですよ。だからこそ、2590円のシャ豚ブリアンがどんなものか、気になって、気になって・・・。結局その後2年かかりました。
それも基本的に並ぶのが好きじゃないからなんですけど。
初めて夜ごはんどきに通りかかったのですが、これがランチよりオススメかもしれません。
17:30の開店の少し前、17:20ごろお店に到着したところ、1巡目で入れそうかな?という人数(席数18席)。効率的にまわるために、お店の人が並んでる人のオーダーもどんどん聞いてくれるおかげで、早々に「入れますか?」と聞くことができまして。
1巡目はOK。ただし、油のお鍋がいっぱいだから、入ってすぐにお出しすることはできないとのこと。そんなの全然OKです☆
17時半ジャスト。続々と店内に入って、結局わたしは12人目。最初の方に並んでいる人のカツはちょうど揚がったところ。
まあ、外で並ばずに席で待てるのだから何も文句はありません。もちろん頼んだのは「霧降高原豚シャ豚ブリアン」なのですが、
ヒレの中でも最も柔らかい部分(牛肉でいうシャトーブリアン)を厚切りにして低音から時間をかけてジューシーに仕上げています
というとおり、かなり分厚くて、低温で揚げるので、時間がかかるんですわ(笑)。出てきたのは18時。でも、待つ価値は十分にあり!
とにかくジューシー!こんなに分厚いのに、驚くほど柔らか!!そしてサクサク軽い!!
霧降高原豚は、飼料にウコンを配合しているんだとか。ウコンは必要な栄養素を吸収し、不要なものを排出する肝臓機能を高めてくれるので、病気にかかりにくく、健康な豚になるそうです。
これがとにかく柔らかくて、クセがなくて、あっさり!
さらに、サクサクの軽い食感を作り出しているパン粉は、わざわざ成蔵のために食パンを焼いてもらって、その中身だけを使ってパン粉を作っているこだわりっぷり。
一度は食べてほしいシャ豚ブリアンですが、このパン粉は全部に使われているし、セットはすべて同じだし、以前食べたノーマルのロースもびっくりするほどおいしくて、セットによって差別や贔屓はされていません。
2590円はちょっと高いけれど、ロースなら1400円台だし、とんかつチェーン店で食べるのとそれほど変わらない。ぜひ一度ご賞味ください。
ちなみに、高田馬場はラーメン激戦区でもありますが、とんかつも名店揃い。東京のとんかつNo.1がこの「成蔵」で、2位は「とん太」。広い東京において、1位2位が高田馬場に集結。
高田馬場、あなどれないよ。
成蔵
東京都新宿区高田馬場1-32-11
11:00-14:00(L.O.)/17:30-21:00(L.O.)/木曜&日曜休み
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