フリーランスになって、自分の一番の変化といえば、怒る&切れる&イライラする回数が減ったこと。
もちろん、娘はイヤイヤ期真っ盛りの2歳児で、怒ることもあるけれど、会社員として働いていた私は、それはもう毎日イライラどっかーん。今思い返してもひどかった(苦笑)。
産休後に復帰したら、時短勤務だし、管理職ではなくなって、肩書きもなくなったから、別に誰かを怒る必要はないし、「私が口出しするのはおかしい」と思って自らセーブ。それでも、やっぱり「イライラどっかーん」はたまにやってきてたんですよ。
そんな私が、フリーになって出会ったのが「アンガーマネジメント」。
怒りを自分でコントロールすることができる!?という画期的な考え方は、それこそ昔の私にこそ必要だったわけですが、フリーになってあっちこっちで切れていたら仕事がなくなっちゃうので(苦笑)、フリーランスにも必要であることには変わりない。
そして、先人たちの切り開いてくれた道があるからこそ、子育てしながら働けるわけで、これから女性管理職も増やしていこうとしている世の中において、ちゃんと私も先人たちのあとに続いて、残せるものは残したいなんて、少しおこがましいことも考えていたり、いなかったり。
だから、アンガーマネジメントもちゃんと記事にして知ってもらいたかったんです。いろんな後悔をしないためにも。
が!取材して驚きました。
いまどき、管理職になっても「怒れない」ことでモヤモヤしている人が多いんですね。大手企業だと、管理職研修で「パワハラ」についても学ぶようで、そしたら結局、注意しなければいけないときに注意できなくて、怒れなくなるみたい。
私のようにとにかく怒るのは、もはや昭和なのか・・・?
アンガーマネジメントの考え方は、別に怒らない人を目指すわけではなく、怒らなければいけないことはちゃんと怒る。その基準を作って、余計なイライラや怒りを手放すことにあるんです。
そして、次に驚いたのが、いまどきの働く女子は怒りを表に出すことがほとんどないということ。
今回、働くアラサー女子をターゲットにした骨太ニュースサイト「wotopi(ウートピ)」が企画を採用してくれたのですが、いまどきの働く女子たちはイライラしても表に出したり、ぶつける相手がいなかったりするから、自己解決するために「イライラを減らす」ことが主眼になるみたいなんですよね。
だから、取り上げる怒りへの対処法もアラサー女子ではちょっと違ってきました。
といっても、人はみんなイライラするんですけどね。喜怒哀楽っていうくらいだから、感情としてあってもいいんです。でも、怒ることよりも、相手にちゃんと伝わることが大切だからその方法を知って、身につける。
えらそうに言ってる私も、ただ入門講座受けただけなので、全然できてませんけど(苦笑)。
とりあえず、日本アンガーマネジメント協会のホームページで自分の怒りのタイプを無料診断(わずか1分!)でできるので、一度試してみてください。意外におもしろいです。
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