若かりし頃のわたしは「得意料理=肉じゃが、ロールキャベツ」と恥ずかしげもなく吹聴しておりました。今となっては、肉じゃがはともかく、ロールキャベツなんて面倒で長らく作っておりません(苦笑)。
でも「肉じゃが」って、多くの人にとってのおふくろの味で、得意料理にあげる人も少なくないのでは?
じゃがいもと肉を甘じょっぱく煮るだけですが、入れるお肉は豚か牛か。甘みは砂糖?みりん?それとも両方??それ以外に追加する具材は何??
大人になって愛読&崇拝している分とく山の野崎先生の著書「野崎洋光の「和」のシンプルごはん」ではコショウをかけていてびっくりしたものです(読んでいるだけで、店には行ったことはないけれど・・・)。
そんな「肉じゃが」。それぞれにとっての思い出の味があると思いますが、その元祖が東郷平八郎だったってご存知でした?
肉じゃがは、東郷平八郎が海軍士官としてイギリス留学していたときに食べたビーフシチューの味が忘れられず、帰国後、艦上食として作らせたのが始まりだとか。
おふくろの味じゃなくて、海軍の味だったんです・・・。しかも和食じゃなく、そもそもはビーフシチュー(笑)。まあ、当時の日本にはワインもバターもなかったために、醤油と砂糖とごま油で代用して作って、この形になったとか。
というわけで、来る2015年12月23日(水・祝)、東郷平八郎ゆかりの東郷神社(東京都渋谷区)で、この日限りのイベント『第2回東郷肉じゃがチャリティ』が開催されます。当時の海軍厨業管理教科書にのっとって、当時の味がそのまま再現されるまたとないチャンス。昨年初めて行われた第1回では500食すべてが完売、大盛況だったそう。
写真で見ると、色も濃い目で、ビーフシチューっぽいかも?
お値段はご飯付きで「105円」。トウ・ゴ、、、オヤジギャク・・・。
とはいえ、こちらの神社、勝利の神様として有名らしく、スポーツや受験、就活、婚活(!?)などの勝負事の神様としてお参りされているそう。それもあって、収益は「日本障害者スポーツ協会」に寄付されるそうです。
そのかわりにもらえるのが、「五円勝守」ですと。
この東郷神社、原宿のはずれにあって、この間見つけた「サッカー&南米カフェMF」も近いので、散歩がてら行くがいいかも。でも話によると、今年も数量限定なので、早めの時間にいかないと完売の可能性大なので、散歩の前に東郷神社が鉄則のようです。
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『第2回東郷肉じゃがチャリティ』実施要項
日時 :2015年12月23日(水・祝)11時~15時 ※品切れ次第終了
場所 :「原宿 東郷記念館」(東京都渋谷区神宮前1-5-3)
アクセス:・JR山手線「原宿駅」竹下口より徒歩3分
・東京メトロ(千代田線・副都心線)「明治神宮前(原宿)駅」
5番出口より徒歩3分
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