書店に行けばどれを選べばいいかわらかないほど旅のガイドブックがズラリと並び、インターネットには旅の情報が溢れるけれど、わたしにとってやっぱり「地球の歩き方」は別格なんです。
わたしの旅好きの原点は「地球の歩き方」とともにあると言ってもいいくらい。
初海外で1か月ブラジルという訳のわからん旅をして、現地で「地球の歩き方」を見ながら行き先を決めたり、移動方法を知ったり、宿を探したり。お金はないけど時間だけ膨大にあった学生時代。20年前(おぉぉ・・・)はネットもないし、ガイドブックも世界中くまなく網羅していたのって「地球の歩き方」シリーズだけ(「ロンリープラネット」とか英語のガイドブックで旅できる人は別 苦笑)。
これだけガイドブックが出ても「地球の歩き方」しか出していない国や地域、今でもあるし。
ちょっとかわいいガイドブックシリーズ「aruco」が出たときも、第一弾のラインナップにトルコとインドが入っていたのをみて、「攻めてるなー」とうれしい気持ちになりました(そして、それを片手にインドに行った)。
そして、この度、「地球の歩き方」がやってくれました。すごいレトルトが出たんです。
世界中を知り尽くした編集部が選りすぐった3品が商品化!!これは食べないわけにはいかないでしょう。
でも、そのチョイスがまたすごい。
◎スウェーデン 空飛ぶヤコブさん(バナナとチリソースのクリームシチュー)
◎ガボン アフリカ チキンムアンバ(鶏モモ肉とナッツのトマト煮)
◎ハンガリー グーラッシュ(牛肉と野菜のハーブ見込み)
どこも行ったことないし・・・。っていうか、どれも食べたことない(苦笑)。攻めすぎでしょう、編集部さん。。。
「あー、懐かしい!」とか、「あー、これ食べてみたかった!」とか、「この国行ってみたかったんだー!」とか、どれにも全く引っかからないこのチョイス。
行ったことなくても、各国料理を試すのは大好きなのでもちろん全種類試しますよ。
まず最初はスウェーデンから。理由はめちゃめちゃ寒くて、クリームシチューな気分だったため。北欧料理はきっとこういう寒い日にぴったりなはず。
航空会社勤務のヤコブさんが、奥さんのいないときに、自宅にあった食材で子どもたちにシチューを作ったというのが始まりという、1970年代から広まったスウェーデンの家庭料理。
だそうで、原材料は、蒸し鶏、ベーコン、クリーム、ソテーオニオン、カシューナッツ、バナナチップ、チリソース、全粉乳、チキンブイヨン、なたね油、ワイン、食塩、チキンエキス調味料、砂糖、こしょう、そのほか添加物系いろいろ。
食べてみると・・・「うまーい!!」
「バナナ」と「チリ」と「クリームシチュー」って味が全然想像できなかったんですが、クセはほとんどなし。
バナナは固形では全く感じられず、たぶんトロミ&なめらかな甘みに貢献してる感じ。そしてチリは後味として少し残るくらいで、シチューそのものは全く辛くない。
おいしいチキンのクリームシチューです。
より北欧っぽさを出すなら、パンやクラッカーにベリー系のジャムを添えるのがオススメだそう。まあ、そんな小洒落たもの、レトルトを食べようと思った日の昼に、あるわけはないのが我が家ですが。
+++
他の2種類も食べたら順次アップしまーす。
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