大河ドラマの効果はすごいものです。
特に、今年の大河ドラマ『真田丸』は何かと話題が多い。
第1話で武田勝頼を演じた平岳大さんの演技が話題となったり、信繁(堺雅人)の義兄・小山田茂誠役の声優・高木渉さんが映像作品に初出演して「あれは誰だ!?」と話題になったり、劇中に登場する地図(戦国時代、わかりにくいんですよねー)を『信長の野望』を作ったゲーム界のカリスマ・シブサワコウが作ったり。
信繁の兄・信之役の大泉洋が、今までと全然違う、硬くて真面目な役を演じているのに、第3話「策略」で、父・昌幸に見事に裏切られた姿に「『水曜どうでしょう』を彷彿とさせる!」と話題になったり。ドラマ『リーガル・ハイ』では、堺さんが新垣結衣に「長澤まさみならよかったのにー」というセリフで言っていたにもかかわらず、実際に長澤まさみと共演すると、可哀想すぎるくらいの塩対応だったり。(この2つは明らかに、三谷幸喜天才!と思うしかない)
ちなみに、わたしは堺雅人さんの大ファンで、今回、この大河ドラマを楽しみにしていたはずなのに、「これって、草刈正雄(父・昌幸)が主役じゃん」と毎週思いながらも、草刈正雄さんの出番を待ち望んで見ております。
(歴史に疎いわたしは堺さんが主役になると聞いて、戦国好きの夫に「真田幸村が大河になるよ」と話したところ、「どう考えてもドラマになるのは、昌幸だと思うんだけど?」との回答。その意味をいまさら理解)
で、やっぱり大河ドラマになると、そのゆかりの地やロケ地に人が殺到します。前職「ロケーションジャパン」時代に、そんな地域の盛り上がりを追いかけまくっていましたが、自分でも今回ちょっとびっくりしたんです。
何がかというと。昨年夏、わたしは真田信之(大泉洋)が治めた群馬県沼田市に行ったんです。猿ヶ京温泉に行ったついでに(そのときの話はこちら)。
そのときは、目的は「とにかくどこかに行きたい」「温泉に入りたい」で、そこを拠点に足を延ばせるところ・・・で、ロックハート城でした。というか、当時の沼田(正確には高山村だけど)にはロックハート城しかなかったんです(失礼すぎる??)。
ロックハート城は、ヨーロッパの古城を移築して、石畳やら、まさに中世ヨーロッパの雰囲気。そのため、ドラマのロケ地に選ばれまくっていて、嵐の大野智さんが主演したドラマ『怪物くん』で怪物くんのお城として登場してからは、大野くんファンの行脚が始まったとか。
それなのに、『ブラタモリ』ではロックハート城の「ロ」の字も出ないし、たった半年違うだけで、この違い。
大河恐るべし。
そして、当時は信之なんかにまったく興味がなかったから、沼田ではロックハート城以外に行ってない・・・。
そんなわけで、行くからには両面から楽しんだ方がいいと思うので、大河ドラマで行く方はぜひロックハート城にもお立ち寄りください。
++++
ロックハート城
群馬県吾妻郡高山村中山5583−1
0件のコメント