今回の「お土産フォーラム」に参加した小泉進次郎政務官。噂には(主にネット情報w)「人たらし」だと聞きますが・・・。たった1回のフォーラムで、その理由がよーくわかりました。
いや、毎月11日に東北に行っているとのことですが、とにかく現場に強い!引き出しが多い!かつ、話がうまい!そしてさわやかな外見と裏腹にオヤジギャクが多い(笑)!政治家だから話がうまくて当然なのかもしれないけど、もっと話が聞きたいなーと純粋に思いました。何より、小泉さんをとおして、ちゃんと「東北をもっと知りたい」「東北に行きたい」と思わせたことがすごいかな。
で、その産物として「東北&日本っていいところ」というウンチクをたくさんいただきました。特にわたしの記憶に残ったものを一部抜粋。
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(1)本州の中で唯一、天然炭酸水が湧いているところは「福島県金山町」
小泉さんはウイスキーがお好きだそうで、ここなら湧き水でハイボールができると大喜び(笑)。現地ではボトル詰めで売っているらしいです。NHKの朝ドラ『マッサン』効果にあやかって、何かやればいいのに。ちなみに、安倍首相が、ミャンマーのアウンサンスーチーさんが来日したときにお出ししたのが、この炭酸水だそう。
(2)岩手県の地酒「南部美人」はユダヤ人への販路開拓の道を開いた!
最近の訪日外国人の増加に伴い、日本国内でもイスラム教徒に向けた「ハラル認証(イスラム教徒が安心して食べて大丈夫という証)」を取得することがどんどん拡大しておりますが、あまり知られていないのが、厳格なユダヤ教徒向けの「コーシャー認証」。これを岩手の酒蔵が取得したことにより、世界中のユダヤ人に向けて輸出できるようになったそう!
(3)日本で闘牛を行うところは9か所あるが、岩手県久慈市では勝敗をつけない!
NHKの朝ドラ『あまちゃん』(能年玲奈主演、宮藤官九郎脚本)で一躍有名になった岩手県久慈市。ドラマにより、まめぶ汁が知られるようになりましたが、短角牛でも有名。で、日本では9か所で闘牛が行われているそうで、鹿児島県の奄美ではツノを鋭く削って1回で勝敗をつけるようですが、久慈では必ず勝敗をつけないんだとか。理由は「負けると精神的なダメージを受けて、牛もひきずる。精神的にも元気な状態で売ったほうがいい」からだそう。
(4)宮城県山元町の1粒1000円の「ミガキイチゴ」、誕生!
震災復興として生み出されたイチゴとして有名な「ミガキイチゴ」。イチゴ栽培をデータ化、数値化することで、「匠の技とITの融合」と言われていますが、その融合までの道のりがすごかった。なかなか首を縦に振らない、それはそれはおいしいイチゴを作るけれど、職人気質のイチゴ農家の方に事業に協力してもらうために取った行動は、「有名デパートの地下の食料品売り場に連れていくこと」。デパ地下で売られている果物の品質の高さと、おいしさ、そのめくるめく世界を知った職人さんは「こんな世界があったのか」と自分が戦うべき相手と世界を知り、変わっていったそうです。
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と、とにかく使える東北ネタ満載でした。今後活用させていただきます!
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