◎自称、超大作?これは一体なんなんだ!?
いよいよ「大地の芸術祭」も最後です。
が、途中でめちゃくちゃ気になる看板を発見。
めっちゃ胡散臭い(笑)。本当にエントリーしている作品なのか??
手書きで「超大作」って・・・「T292」って・・・。
怖いもの見たさに、とりあえず車を止めて入ってみると、
でした。なんと、こちら18年かけてログハウスはじめすべてを手作りしているそう!大地の芸術祭へは2006年からエントリーしていて、毎回エリアを拡張し続けているようです。
ここ、大地の芸術祭じゃなくても泊まってみたいかも?と純粋に思った。それくらい移住してきた作者のこだわりが細部に満載で、「きっと変人なんだろうなー(笑)」と愛を持って思える場所だったのです。
最終地点には、
人が1人入れるだけのスペースで、まさに子宮内部。うちの子は「怖い」といってすぐ出たがり、そのあとずっと抱っこになりました(苦笑)
十日町に移住した作者のこだわり、ちゃんと出展作品になっておりました!
さて、次が本当のオーラスでございます。
◎大地の芸術祭至上最大規模、災害すらアートに昇華
たぶん大地の芸術祭至上もっとも大規模だと思います。目指すは「辰ノ口砂防ダム」っていってもダムのどこを目指せばいいのかわからないまま、十日町ナビの赴くままに。
すると突如現れたのが、どどーん。
2011年東日本大震災の翌日、3月12日に長野県北部で震度6強の地震が発生しました。その一番の被害が出た長野県栄村はお隣。なのでこの場所でも大規模な雪崩が起き、土石流が流れ出しました。
それが、この高さ3mの黄色のポール約230本が設置されたエリアなんです。まず階段にたどり着くまで遠くて(しかもこの日は雨)、階段85段も工事用の仮設。場所によってはすれ違うことすらできなくて、しかも息切れするほど急(苦笑)。そんな悪態も何処へやら。
震災すらアートに昇華するその力・・・。
なんとも言えない感動が迫ってきて、ただただ息を飲むばかり。本当にすごい・・・。もっとボキャブラリーがあればいい表現ができるのでしょうが、それが精一杯です。
自然と芸術の融合、まさにこの旅の締めくくりにふさわしい作品となりました。
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今回の旅にあたり、十日町市観光課(クロス10)の庭野さんに、モデルルートを作ってもらうなど、本当にお世話になりました。ありがとうございました!!
前回は車で来なかったばっかりに不自由な私たち(夫婦のみ、子どもはまだおらず)にアドバイス&アテンドまで用意してくださり、今回は子連れで一体何ができるのかわからず、無駄のないルートを組んでいただき、「十日町ナビをまずインストールしろー」というアドバイスから何から何まで本当に感謝です!
次回に向けてのアドバイスは「なるべく早い時期に来ること」。
次は7月に必ず訪れます!!
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